「老後資金の問題」、「消費税増税」、「僕たちの世代は年金がもらえるのか?」
などお金についての不安はありませんか?
ぼくはあります。
なぜ、不安に思うのか、それはお金についてよくわからないから、だと考えています。
日本では、専門性を高め、社会で活躍できる人間になるための教育が中心的です。
一方で、貯金や投資の仕方、税金に関することはほぼ教えてくれません。
お金についての不安を解消するには、「お金リテラシー」を磨くことが大切です。
働く君に伝えたい「お金」の教養では、20代のお金づきあい入門として出口治明さんにより執筆され、お金の基本的なことがわかります。
本書は「お金リテラシー」を身につける最初のステップとして、ふさわしい本で多くの方におすすめできます。
参考 出口治明wikipedia目次
1. 正しい情報を得る

リーマンショック後の右肩上がりの経済成長を目の当たりにしている、私達にとって、右肩上がりの経済成長は当たり前の認識になりつつあります。
しかし、右肩上がりの経済がイレギュラーであると出口さんは主張しています。
なぜなら、 縄文時代では約1万年横ばいの経済状況が続き、さらに江戸時代も約265年経済が停滞していたことを例にあげています。
右肩上がりが正常な状態というのは、ここ数十年間の偏った認識。
目の前のことで不安になったら歴史を振り返ってみるというのは、近視眼的になることを防ぐ一番の方法です。
働く君に伝えたいお金の「教養」
また、メディアはよく右肩下がりのニュースを報道し、不安を煽ってきます。
このようなしくみがあり、何よりお金のことで不安を煽ると儲かりやすいことが事実としてあります。
煽られても不安にならないためには、正しい情報を得る=ウソとホントを見極める能力が必要になります。
そのためには、以下の2つの習慣が必要です。
①政府やきちんとした民間の調査機関が集計・分析したデータを探す
②そのデータをもとにして、偏見を持たずにロジックを組み立てる
働く君に伝えたいお金の「教養」
きちんと情報を読み取り、不安を解消しましょう。

2. お金は楽しいことに使おう

バブル時代から約30年、リーマンショックが起きてから10年以上がたっています。
これらの時代を経験してきた人と、今の10代、20代の若い世代のお金に対する価値観や基準は全く異なります。
今の景気のなかでお金を楽しく使えることが、賢さのバロメーターです。
周りを見渡しても、ゲーム・アニメ・貯金・旅行など人のお金の正しい使い方はそれぞれです。
ぼくは、お金を旅行という経験に使うと決めています。
旅をして文化や人の違いを感じ、ブログで発信するのが楽しいお金の使い方になっています。
お金の使い方を考えることは、自分が何を楽しいと思い何を大切にし、どんな人間になりたいかを自問自答すること。
働く君に伝えたいお金の「教養」
ぼくの場合は、「旅行するー>ブログで発信」だったということですね。

3. 不能就業保険って知ってますか?

老後資金はいくら必要だろうか?
年金は月にどのくらいもらえるのか?
こんな不安をぼくは漠然と感じてはいますが、いまいちピンときません。
そもそもぼくが年歳まで生きるか、自分でもわからないからです。
将来の不安より、現在の不安を取り除くほうが現実的だと考えています。
ぼくの現在の大きなリスクは、働けなくなって収入が途絶えてしまうことです。
そのリスクを低減してくれる保険が、「就業不能保険」です。
仮に事故や病気で、長期間働けなくなっても給与のように給付金を得られる保険です。
就業不能保険を買っていれば、完治するまで給付金が得られるので、貯蓄だけでやりくりするような生活を送ることはありません。
本書でも、20代におすすめの保険として出口さんが紹介しています。
4. 自分への投資を考えよう

投資はその場で結果が出るギャンブルとは違い、すぐに結果が出るものではありません。
ゆっくり、じっくり育てていくものなのです。
働く君に伝えたいお金の「教養」
投資は、ゆっくりじっくり育てるものと考えたとき、若い世代は時間という最大の味方を使い「自己投資」することができます。
出口さんも、若い皆さんに自己投資することをおすすめしています。
一般的に社会人の生涯の収入は2~3億くらいとされています。
今の手元にある100万円を資金に、資産運用してもそれほど大きい額にはなりません。
しかし、その100万円を今の自分に投資すれば、将来その価値が倍増する可能性を秘めています。
自分自身への投資をしなければ、みなさんが障害で稼ぐであろう2億円は、一生2億円のままでしょう。
自分を賢くし、結果として人生の選択肢を増やすのは、全て投資です。
働く君に伝えたいお金の「教養」
自己投資をすることで、さらに人生の選択肢が増えれば、最高ですね。
やらない理由がありません。
まとめ
年功序列の日本社会では、年をとれば年収も増え、お金に余裕もできてくると思われます。
しかし、お金に余裕ができてきても、「お金リテラシー」が身についていなければ、お金に振り回される状況は変わりません。
その状況を打破するには、今がチャンスです。
若いうちは、失敗もしやすく、いろんなことにチャレンジできる体力があります。
積極的に「お金リテラシー」を高めて、自己投資をしましょう!
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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